「東日本の図書館に行ってみたくなる話」@明治大学和泉図書館に行ってきました!

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和泉図書館

こんばんは、ブログをご訪問ありがとうございます。

司書講習も終わり、気がついてみたら9月22日以来を投稿していない! とうことで久々に。

一昨日の10月3日、明治大学和泉図書館で行われたビブリオテークバトル、「東日本の図書館に行ってみたくなる話」に行ってきました。この「~の図書館に行ってみたくなる話」シリーズは、確か四回目だと記憶しています。最初は北欧、次に北米、そしてエジプト・韓国(だったかな・・・。残念ながらこの回のみ参加出来なかったので記憶が曖昧ですみません・汗)と海外の図書館が続いて、今回は国内編に突入です。

本題に入る前に、先程から出てきているビブリオテークバトルとは、何なのか気になる方もここまで読んできていらっしゃると思います。ビブリオバトルは、バトラー(発表者)が「本」をプレゼンしてチャンプ本を決めるのに対して、ビブリオテークバトルは「図書館(ビブリオテーク)」を紹介して、どの図書館に行ってみたくなったかを決める感じですかね、大まかに言えば。最も多く票を獲得された方には豪華な景品がありますね、毎回。私もビブリオテークを紹介する側に回ってみたいなあと思いつつ見ております。

今回紹介された図書館は5館。一人持ち時間20分でスライドを交えての紹介です。終了二分前には鐘が鳴るとのこと、前はそんなシステムなかったように思うのですが、ますます何かが確立されてきている感が・・・。

さてさて、トップバッターは新潟大学附属図書館です。配布された参考資料によると平成25年4月に中央図書館がリニューアルオープンし、ラーニングコモンズの拡充や、「インフォーメーションラウンジ」が設けられ研究成果の展示、地域への情報発信、さらにコミュニケーションの場として利用できるとのことです。スライドで映された図書館は、外観、内観ともにとても綺麗で、居心地の良さそうな空間でした。カウンター機能が一つに集約されていたり、1Fにイベントエリアがあったり、様々な相談事に乗ってくれるヘルプデスクがあったり、就活に対してのサポートエリアがあったり、最近の大学図書館という感じでしたが、興味深かったことが二つあります。
一つはグループ学習室の使用時間、図書館側が管理するのではなく、学生側がセルフサービスのような形で管理しているということです。ホワイトボードに何時何分まで、と学生たちで記入する、謂わば自己申告方式。色々と図書館の側でも管理の面で世知辛い面もある今日、ほのぼのしていてとても良いなあと思いました。ホワイトボードに手書きで記入する方式もなんだかアナログでほのぼの。
二つめは外国語学習支援スペース。外国の本が配架されているのはもちろん、外国語を専門にしている教授がカウンターにいるそうです。大学の方でもチカラを入れているのがわかります。
さらに学生さん制作の図書館紹介ビデオも見せていただきました。上杉謙信が現代の新潟大学附属図書館にタイムスリップしてしまい、そこで図書館で川中島の合戦の作戦を練ったり、プレゼンエリアで川中島の合戦についての学生のプレゼンを聴いたりと、ある意味とてもシュールで面白く、微笑ましい内容でした。大学図書館は自校の学生に図書館紹介ビデオを作ってもらうのも、学風などが出て面白いのではないかと感じましたね。

2館めは山形大学附属図書館です。山形大学には三つの図書館があるとのことですが、今回ご紹介いただいたのは中央図書館的な位置づけに当たる小白川(こじらかわ)図書館。まず図書館の内観の写真をお見せいただいたのですが、そこにさrげなく映っていたのは、なんとくまモンのブックトラック! よく目にするんです、くまモンのブックトラック。山形にまで勢力を拡げているとは恐ろしや、くまモン・・・。
小白川図書館の最大の特徴は3Fに博物館があること。その博物館では貴重な資料も所蔵しているのは勿論のこと、なんと博物館実習の授業でも使われているとのこと。いやはや、本当に色んな図書館があって面白いと思いました。小白川図書館は、書架や閲覧席の並び、延長コードが貸し出されていたり、PCロッカーが充電式であったりと、クラシカルで昔懐かしいような印象を受ける図書館でした。最新の設備を備えた図書館にはない、どこか安心感のあるような図書館で、そんあ雰囲気を味わいに行ってみたくなりましたね。

3館めは都留文科大学附属図書館。教員養成に強い公立大学ということで、その特長を様々な点から紹介していただきました。いや、本当に「へ~!」と驚いたことがたくさんありました。中学生の職場体験などにも対応した見通しの良い書架、読み聞かせスペース、教職コーナー、教科書や児童書・絵本をたくさん所蔵していること、さらに地域雑誌の充実度等など。「学校の目的と図書館の目的が二人三脚」というようなことを発表者の方がおっしゃっていましたが、本当に特色があって興味津々でした。あ、あと小学生新聞や中学生新聞も取っているとのこと、さすがだと思わされましたね。目配りが行き届いているなと。大学図書館って、その大学の図書館の特色が良く出る場所ではないのかと気付かされました。例えば、工業大学や芸術大学の図書館はまた総合大学のものとは大きく違ってくるのだうなあ、なんて。
また都留文科大学の学生さんについても言及がありました。教員養成に強い公立大学、ということで地道にコツコツとやってきた学生さんたちだから、伸びしろがすごくあると。図書館を構成する要素には利用者も勿論含まれますが、利用者もまた図書館を形作っていく一つの大事な要素であることを、改めて考えさせられました。

4館めは小布施町立図書館、「まちとしょテラソ」の愛称で有名ですね。2011年のLibrary of the yearの大賞を受賞しています。小布施町は人口1.1万人の小さな町。自分の出身の滋賀県米原市が人口4.5万人程度なので、何となくではありますが規模感みたいなものはイメージできます。
写真を見て思ったのは、改めてチャーミングだなと。書架から閲覧席からソファまで、本当に可愛らしくて素敵でした。お茶のみテーブルもあり、お婆ちゃんたちが漬物を食べたtりしていたりするとのこと、ほのぼのでいいですね。「まちとしょテラソ」については、初代館長の花井裕一郎さんのお話や著書の『はなぼん』(文屋)などを通じて、いろいろ話としては知っていたり、ビジュアルイメージとしても持っていたのですが、改めて行ってみたいと思った次第です。いや、行かねば! という感じになりましたね。

最後、5館めは伊那市立図書館。こちらも「まちとしょテラソ」と同じく長野県にあり、また2013年のLibrary of the yearの大賞を受賞しています。紹介者の方は公務員の方で、鳥取県立図書館や武雄市図書館の事例を通じて図書館に関心を持たれたそうで、行政面から、また伊那市立図書館の館長さんに直にアテンドしてもらったという観点からお話いただきました。館長さん、ITをバリバリに使いこなす方とのこと。そんな中で、古地図の上に現在地を表示し、標準地図と切り替えてみることができる高遠ぶらりも体験させてもらったとのことでした。スライドに映された「リアルからデジタル、デジタルからリアル、『何もない空間』に補助線を引く」というフレーズが示唆に富んでいると感じました。

そして番外編として、中央大学附属高校・中学校図書館のご紹介も。ここも学校図書館としてはかなりスゴくてですね、ご紹介いただいたところによると、なかなかボリューミーな課題図書リストがあったり、なんと高校なのに卒業論文があったりと、かなり学校図書館としての役割をバリバリ果たしてるようでした。この教育環境は、大きいなと学校図書館の役割、出来ることのお大きさも再認識した次第です。

そして、投票タイム。結果は都留文科大学附属図書館と伊那市立図書館とが、獲得投票が同票で並んでチャンプ(?)となりました!
自分自身もどの図書館に投票するか迷いましたし、皆さんもそんな感じだったのではないかなと思います。どの図書館も魅力的でした。

次回は「西日本の図書館に行ってみたくなる話」として開催されるそうです。こちらも楽しみですね!

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